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【歯科医師監修】国民皆歯科健診とはどんな制度?

全身の健康につながる「歯の健康」

2022-12-22

監修:医療法人財団匡仁会理事長 - 末光妙子

2人の女性

目次

「国民皆歯科健診」という言葉をご存知でしょうか。内容はわからなくても、なんとなく耳にしたことがあるという方も多いかもしれません。

現在、日本では「国民皆歯科健診」の導入に向けての動きが高まっています。制度の内容や、なぜ検討されるようになったのか背景を見ていきましょう。

国民皆歯科健診とは?

歯科検診の様子

国民皆歯科健診とは、日本全国民に対して毎年の歯科健診を義務付けるというものです。導入の検討に向け、2022年4月に「国民皆歯科健診実現プロジェクトチーム」が発足しました。

しかし、なぜこのような議論が起こったのでしょうか。

「国民皆歯科健診」議論の背景

まず、国民皆歯科健診が提唱された2つの背景について説明します。

歯科の受診率が低い

現在日本では、1歳半と3歳で歯科検診があるほか、小学校〜高校までは毎年学校で歯科検診が行われています。しかし、大人になると自分で検診を受けに行かなければならなくなるため、受診率が下がり、痛みなどの症状が出なければ歯科医院での受診をしないという人が多い傾向にあります。

知らず知らず歯周病にかかっている人が多い

歯科の受診率が低い一方で、歯周病患者は、自覚していない人も含めるとなんと400万人前後もいるといわれています。歯周病は重症化するまで症状が現れにくいことが多く、「沈黙の病」とも呼ばれるため、気づかないうちに進行している場合があります。

歯周病という病気の怖さについては、後ほど詳しく解説いたします。

定期健康診断に取り入れる案が出ている

多くの自治体では、40歳から10年ごとに「歯周病検診」を行っていますが、受診率は1割未満ともいわれており芳しくありません。

そのため、会社などで定期的に行われる健康診断に歯の検診を組み込むことにより、国民皆歯科健診として受診を促進させようという意見が出ています。

歯科疾患の早期発見により医療費削減へ

歯周病に限らず、歯科疾患は進行して重症化すると治療する内容が増え、それに伴って医療費の負担も大きくなります。

国民皆歯科健診を通して早期に疾患を発見できれば、重症化予防・早期治療により医療費負担を減らすことも可能です。進行してから治療に行くより、通院回数も抑えられるでしょう。

歯周病の恐ろしさとは

頬に手を当てて悩む女性

大きな症状がないまま進行し、気づかずにかかっている人が多数いると言われる歯周病。名前を聞いたことはあっても、歯周病の何がどう恐ろしいのかをよく知らない・理解できていない、という方も多いのではないでしょうか。

そこで、歯周病になるとどんなことが起こるのか、詳しく説明していきます。

歯周病は「歯周病菌」によって引き起こされる病気

歯周病菌に感染すると、歯周組織に炎症が起こり、「歯肉炎」「歯周病」を発症します。歯肉が腫れたり痛んだりするほか、歯磨きのときに出血する・口臭が発生するなどの症状も現れやすくなります。

歯を支えている「歯槽骨(しそうこつ)」という骨に影響が及んでいなければ「歯肉炎」、歯槽骨まで影響が及んだものを「歯周病」といいます。歯周病になると骨が溶け、最悪の場合は歯が抜け落ちてしまうこともあります。

口だけでなく、全身の健康に関連

歯周病が悪化すると、上述のような形で歯を失ってしまうだけでなく、他の病気を引き起こす恐れもあります。これは歯周病菌や菌による毒素などが、血管を伝って全身に巡ってしまうためと考えられています。

歯周病によって誘発される可能性のある病気や症状を知っておきましょう。

糖尿病

歯周病との深い関係性が示唆されている病気の1つが糖尿病です。歯周病菌は人間の体内に入ると死滅しますが、死骸からは毒素が発生し、血糖値に悪影響を与えるといわれます。

「TNF-α」という腫瘍壊死因子が量産され、TNF-αは血液中の糖分の取り込みを抑えることからインスリンの働きを阻害するため、糖尿病につながります。

誤嚥性肺炎

歯周病は誤嚥性肺炎を引き起こすこともあります。

特に、歯周病にかかっている割合が多いとされる高齢者の場合は、若い人に比べて嚥下力(飲み込む力)や免疫力が低下しているため、食べ物と一緒に歯周病菌が肺に入り込んでしまう恐れがあります。その結果、炎症が起こって誤嚥性肺炎につながります。

心疾患・脳疾患(心臓病や脳梗塞など)

心疾患や脳疾患にも注意が必要です。歯周病菌が心臓や脳に行きわたって炎症を起こしたり、動脈硬化を誘発する物質が分泌されて沈着物が血管内に溜まったりします。その結果、血栓ができて血管がふさがり、疾患を引き起こすと考えられています。

早産

病気ではありませんが、歯周病が早産を引き起こす恐れもあります。

妊娠中は、ホルモンバランスやつわりの影響により歯肉炎や歯周病にかかりやすくなります。さらに、歯周病の炎症が進行すると体内で「プロスタグランジン」という物質が増え、子宮が収縮しやすくなって陣痛が促進されてしまうというケースが見られます。

また、アメリカの研究結果によると、歯周病の妊婦は低体重児出産の可能性が通常より約7倍も高いとされています。安定期であれば歯周病の治療ができるので、治療を終えてから出産にのぞめると安心です。

国民皆歯科健診導入前にも、定期歯科検診を

歯科医師と歯科衛生士

大人になってから歯科検診を受けていないという方にとって、国民皆歯科健診の導入はご自身の健康を考える良いきっかけとなるのではないでしょうか。先に述べた、歯周病にまつわる様々なリスクを予防するという点以外にも、歯自体を守るために定期的な検診は欠かせません。

80歳の人のうち、定期検診を受けている人では残存歯の平均が26本、受けていない人では0~5本程度というデータがあります。歯科定期検診と適切な治療を受けることによって、将来的に自分の歯を多く残すことができるということがわかります。

自分自身の歯を残すことは、食べる楽しみ以外にも、噛むことによる健康増進にもつながります。人生100年時代と言われる現代日本に生きる私たちにとって、歯を守ることは健康寿命を伸ばすための急務とも言えるかもしれません。

政府による国民皆歯科健診の導入は令和7年を目安に検討中とされていますが、本格的な制度の開始を待たずに、ぜひご自身のタイミングで歯科検診の受診をスタートすることを検討してみてはいかがでしょうか?

定期的な歯科検診と、歯のホワイトニング

歯ブラシを持つ笑顔の女性

大人になってから歯科検診を受けていない理由の1つに、「虫歯でもないのに歯医者さんに行きづらい」という声があります。虫歯にならないために歯医者さんに行く「予防歯科」という考えが広く受け入れられるようになりましたが、実際に行くにはまだハードルの高さを感じる方も少なくないようです。

そこで、おすすめなのが「ホワイトニング」という入口です。歯のホワイトニングは、お口のトラブルをきっかけとせず、いつでも好きなタイミングで行うことのできるケアです。近年では男女問わず美容院に通う感覚で、気軽な身だしなみとして習慣にする方も増えています。

定期的に歯のホワイトニングを受ける歯医者さんなら、歯科検診の相談もしやすいのではないでしょうか?白く美しい歯をキープするためのホワイトニングケアと共に、歯の健康を守る定期歯科検診もぜひ習慣づけてみてください。

ミュゼホワイトニング導入歯科医院について

ミュゼホワイトニングを導入する全国の歯科医院では、1歯550円というお手軽さで歯科医師・歯科衛生士による本格的な医療ホワイトニング施術をご利用いただけます。痛みが少なく、ダメージから守り歯質を強化しながら白くする「ポリリンホワイトニング」を採用し、透明感のある自然な白さへ導きます。

初めての方にはトライアル価格のお試しメニューをご用意しておりますので、医院検索画面より、お近くの医院やご希望条件にあう医院を検索してみてください。

お近くの医院を探す ポリリンホワイトニングの詳細 お試しホワイトニングの詳細

監修歯科医師

医療法人財団匡仁会 理事長・歯科医師 末光妙子 日本大学松戸歯学部付属病院勤務後、一般歯科医院に勤務。虫歯の診療を続ける中で、大切な歯を守るためには予防歯科の普及と、より気軽に歯医者に通うことができる環境が必要と考え、ホワイトニング専門医師として活動を始める。2011年、虫歯予防の効果も得られるホワイトニングの普及のため、専門医院ミュゼホワイトニングの立ち上げに携わり、現在は同歯科医院を運営する医療法人の理事長を務める。

所属
医療法人財団匡仁会(恵比寿駅前デンタルクリニック池袋駅前デンタルクリニック
著書
『小顔音読~歯科医師が教える、魔法の早口ことば』
活動
歯科医院向けホワイトニング知識/技術研修の講師・大手企業での口元セミナー・地球こどもサミットや子どもお口電話相談等イベント出演など・8020運動をテーマとした予防歯科イベントの開催・歯科衛生士の接遇スキル・審美歯科の技術向上を目的とした歯科衛生士学校との教育提携・歯科フリーペーパー『FEEDNOTE』で歯科衛生士活躍をテーマにした執筆活動・オーラルケアアイテムの企画/開発/販売 他

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