
抗生物質の副作用 - テトラサイクリン歯とは
原因と対策、当院での治療実例をご紹介いたします。






テトラサイクリン変色歯は白くなる?
歯の縞模様や、灰色がかった変色の原因について
「自分の歯、なんだか黒っぽい気がする・・・」 そう思ったことはありませんか?
歯が黒っぽく見える原因は様々ありますが、複数の歯の色が縞状もしくは均一に濃くなっている場合、「テトラサイクリン変色歯」かもしれません。
「テトラサイクリン変色歯」とは、テトラサイクリン系抗生物質を服用したことによる歯の変色です。
永久歯が形成される幼少期に一定期間服用すると、副作用として歯が変色します。一般的には複数の歯が左右均等に変色し、灰色っぽくなったり縞模様ができたりします。
タバコや茶渋のように歯表面に付着する着色汚れとは違い、歯の内部にある象牙質に着色するため、いくら歯表面を磨いても改善しません。
テトラサイクリン歯の治療実例
テトラサイクリン変色歯の色調の改善は通常の歯に比べると時間がかかりますが、歯を削ってかぶせ物などをする前に、ホワイトニングを試してみる価値は大いにあります。
当院で、ホワイトニングによりテトラサイクリン変色歯が改善された患者様の例をご覧ください。
(左)施術前(右)施術後
- ▶
- 対象
- ▶︎40代、女性、喫煙歴なし
- 治療内容
- ▶︎デュアルホワイトニング(オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの併用)
- 治療期間
- ▶︎1週間
- 費用
- ▶︎75,000円
- 治療のリスク
- ▶︎知覚過敏症状
「小さい頃から歯の色が暗いことが気になっていた」という患者様。オフィスホワイトニング終了後、鏡をご覧になった時「もっと早くホワイトニングをすれば良かった!」と大変満足されていました。
現在はホームホワイトニングにてさらに白さを深めていただいています。
このように、改善が難しいとされるテトラサイクリン変色歯も、歯を削ることなく変色を改善することが可能です。
テトラサイクリン変色歯は個人差が大きく専門的な知識が必要なため、自己判断でのセルフケアでは改善が難しいです。
「一生懸命磨いているのに白くならない・・・」
そんなお悩みのある方は、歯科医院で行う医療ホワイトニングについて、ぜひ歯科医師に相談してみてください。
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