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ミュゼホワイトニング
ご加盟事例&コラムMUSEE WHITENING PARTNER PROGRAM
分割ポリリン酸によるホワイトニングで、予防歯科につなげる
パートナープログラム開発者インタビュー
末光妙子 氏 - 歯科医師 医療法人財団匡仁会理事長
2021-08-16
歯科医師である末光先生が、『ミュゼホワイトニングパートナープログラム』の開発に関わられたのは、どのような思いからですか?
私たち歯科医は「予防」が大切だと思っていても、一般の方々には「年を取れば歯はなくなり、入れ歯になるのは当たり前」と考えている人が多く、予防のために歯科医院に通うという文化が浸透していません。
私はこうした一般の方の歯科のイメージを変えたかったことと、歯科医院は治療のためではなく「予防のために通う場所」であることを、広く啓発していきたいと思っていました。そうしたとき、ミュゼプラチナム※との出会いがありました。
ミュゼプラチナムが美容脱毛サロンで培ってきたノウハウやブランドイメージと、ホワイトニングを入り口にして、歯科医院を自分の健康管理のために通う場所であることをアピールしていけるのではないかと思いました。
一方、歯科医の多くは、大学でホワイトニングについてほとんど学ぶ機会がなかったために、正しい知識や技術が不足していることが多いと感じています。さらに、ホワイトニングは患者さまのクレームにつながりやすいこともあり、手を出さないほうがいいという声も業界内にはありました。しかし実際は、事前に患者さまに丁寧に説明しておけば、ほとんどのトラブルは防ぐことができます。そのためには、ホワイトニングの基本的な知識と技術を統一し、しっかりと患者さまに説明できるコミュニケーション技法を伝えていきたいと思っています。
ミュゼホワイトニングの最大の特徴である、歯面への侵襲の少ないホワイトニングとは、どのようなものですか?
過酸化水素と一緒に、分割ポリリン酸※という薬剤を使う方法です。この分割ポリリン酸は、歯面に付着した汚れを浮かせてはがす作用があるため、これにより着色が取れ、白くなります。それと同時に、唾液中のカルシウムをつかまえる働きもあり、再石灰化を促し、歯質強化につながります。
過酸化水素による従来のホワイトニングは、歯に侵襲を与え、しみる、痛みが出る、食事制限があるなどのデメリットがありました。しかしこの分割ポリリン酸を一緒に使えば、痛みや食事の制限を受けることはほとんどなく、さらに歯質の強化が期待されるため、虫歯予防にもつながります。
このような歯を守るためのホワイトニングが、予防歯科の入り口になると考えています。
末光妙子 氏 - 歯科医師 医療法人財団匡仁会理事長
日本大学松戸歯学部附属病院勤務後、一般歯科医院にてインプラント・矯正を軸に診療を行う。2010 年4 月よりホワイトニング専門医師として勤務。現在は医療法人財団 匡仁会の理事長を務めながら、ホワイトニングの技術や知識を全国の歯科医院に広める活動をしています。ホワイトニングのスペシャリストとして、またお口のケア全般について幅広い知識があり、「必白仕事人」の異名を持つ。メディアにも多数出演。