【歯科医師監修】歯のホワイトニングとはどんなもの?方法や回数・期間・料金の目安を紹介
特徴・方法について詳しく解説
2022-08-18
監修:医療法人財団匡仁会理事長 - 末光妙子
目次
歯の黄ばみや黒ずみが気になった時に、ホワイトニングをしたいと思ったことはありませんか?汚れの程度やお口の状態によって適したホワイトニング方法は異なるため、まずはそれぞれのホワイトニングについて理解しましょう。
今回は、歯のホワイトニングの特徴、回数、費用などについて解説します。これからホワイトニングをしたいと考えている方だけでなく、過去にホワイトニングをして満足できなかった方も、自分の希望にかなうホワイトニング方法が分かる内容になっておりますので、ぜひ最後まで読んでください!
歯のホワイトニングとは
歯のホワイトニングとは、黄ばみや黒ずみなど色づいてしまった歯を白くするケア方法全般のことです。歯科医院で医師や歯科衛生士に処置してもらうものから、自宅で自らケアするものまでさまざまな方法があり、それぞれに特徴があります。
ホワイトニングの方法
まずは、主な4つの歯のホワイトニング分類について説明します。
セルフホワイトニング
セルフホワイトニングとは、専門店やサロンなどの店舗に行って自分でケアする方法で、歯の表面についた着色汚れを落とすことができます。ホワイトニングに必要な道具や機械があり、手順に従ってケアを行います。
スタッフがいる場合もありますが、歯科医師や歯科衛生士の資格がない事が多く、法的にお客様の口に触れることができないため、ケア自体は自分でしなければなりません。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、歯科医院で医師や歯科衛生士の手によって行われるホワイトニングの施術です。資格を持った人しか扱えない「過酸化水素」が含まれる薬剤を使用するため、歯の内部まで白くすることが可能であり、その場で高い効果が期待できます。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングとは、専用のマウスピースに薬剤を入れて自分の手で装着するホワイトニングです。歯科医院でマウスピースの型取りをして自分に合ったものを作ってもらい、薬剤を処方してもらう方法と、市販のキットを使用する方法があります。
歯科医院で処方してもらう薬剤には、時間をかけて過酸化水素に変化する性質を持つ「過酸化尿素」という成分が含まれています。そのため、オフィスホワイトニングより期間を要するものの、歯の内面からの高い漂白効果が期待できるのが特徴です。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングとは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法です。両者のメリットを得られるため、高い効果が望める分、オフィスとホーム両方の費用がかかる点には注意が必要です。
歯のホワイトニング効果を感じるまでの回数・期間はどれくらい?
なかでも、一般的によく利用されるオフィスホワイトニングとホームホワイトニングの2つの方法において、効果が現れるまでの回数や期間の目安を解説します。
オフィスホワイトニングの回数・期間
オフィスホワイトニングは効果が早く出やすく、1回の施術で効果を感じる人もいます。複数回の施術を重ねることにより、さらに効果を感じやすくなります。なお、効果の出方には個人差があり、黄ばみの度合いや個人の歯の質によっても異なります。
ホームホワイトニングの回数・期間
ホームホワイトニングの場合、歯科医院に行くのは1~2回で、ホワイトニング用のマウスピースを装着するのに2週間~1カ月程度の期間が必要です。1回あたりの装着時間は10分~2時間程度、ものによっては一晩中と、薬剤や付属器具により異なります。
ホワイトニング効果はどれくらい持続する?
オフィスホワイトニングとホームホワイトニング、それぞれの効果がどれくらい持続するのかをご説明します。
オフィスホワイトニング|約3~6カ月程度
オフィスホワイトニングは効果が出やすい一方で、再着色が起こりやすい面もあります。再着色のしやすさには生活習慣が影響し、着色しやすい飲食物の摂取や喫煙の頻度によっては、色戻りが早まる場合があります。
白い歯を長持ちさせるには、定期的なメンテナンスと生活習慣への注意が必要です。
ホームホワイトニング|数カ月程度
ホームホワイトニングは、じっくり時間をかけて薬液を浸透させ、繰り返しケアを行うため、効果が持続しやすくなります。また、薬剤があれば自宅で追加ケアをすることも可能なため、色戻りを防ぎ白さをキープすることができます。
気になるホワイトニングの費用は?
ホワイトニングの費用はどれくらいかかるのか、主な2つの方法についての目安をご紹介します。なお、クリニックによって料金に違いがあるため、気になる場合は前もって確認しましょう。
オフィスホワイトニング|約10,000~70,000円程度
オフィスホワイトニングは歯科医院で行うものですが、健康保険の適用外です。自費診療にて1回10,000~70,000円程度の費用がかかります。
ホームホワイトニング|約25,000~50,000円程度
ホームホワイトニングは歯科医院でマウスピースを作るのに約15,000~40,000円ほどかかります。これに加え、ホワイトニング薬剤が1週間分5,000~10,000円程度必要となります。セット価格で割安になる場合もあるので、料金体系をよく確認することをおすすめします。
1歯550円のミュゼホワイトニング
効果を実感しやすく、色戻りの少ない歯のホワイトニング
ミュゼホワイトニングでは、歯科医院で行うオフィスホワイトニングを主に提供しています。ミュゼホワイトニングのどのような点が良いのか、おすすめポイントをピックアップしてご紹介します。
早く白くしたい方におすすめ
一般的なオフィスホワイトニングでは次回の施術までに1~3週間空ける必要があるのに対し、ミュゼホワイトニングでは続けて複数回の施術が可能です。短期間で白くしたい方にもおすすめです。
色戻りしにくく長持ちしやすい
ミュゼホワイトニングでは、「ポリリンホワイトニング」という方法を採用しています。過酸化水素と短鎖分割ポリリン酸Naという2つの成分を使い、歯の表面だけでなく内部の変色にもアプローチできます。
短鎖ポリリン酸Naは、強い漂白作用を持つ過酸化水素の力をサポートしつつ、刺激を抑える働きがあります。そのため高い効果が期待できるうえ、痛みを感じにくく、さらに、ポリリンコーティングにより汚れの再付着を防ぎ、色戻りを防ぎます。
※効果を保証するものではありません。施術の効果には個人差があります。
※痛みや効果には個人差があります。当歯科医院の見解です。
低価格で受けられる
ミュゼホワイトニングは1歯550円(20歯まで可能)という料金体系で、一般的なオフィスホワイトニングよりも低価格です。
また、はじめてミュゼホワイトニングを利用する方向けのお試しメニューは、20本まで8,800円、さらにLINEでお友だち登録をすると7,700円になります。
詳しくは以下の料金ページをご覧ください。
料金一覧はこちら 初回お試しメニューはこちら歯のホワイトニングで口元に自信を持とう
歯のホワイトニングにはさまざまな方法があり、効果の出方や料金なども異なります。自分に適した方法を選択し、自分が目指す美しく白い歯を手に入れましょう。
いくつものメリットがあるミュゼホワイトニングでの施術も、自信を持っておすすめいたします。
ミュゼホワイトニングでは、従来のホワイトニングの悩みとされていた「強い痛み」「高額な施術費用」「厳しい飲食制限」といったデメリットを解決した、「ポリリンホワイトニング」による施術をすべてのクリニックで導入しています。
短鎖分割ポリリン酸を使用する施術は、漂白のダメージから歯を守ると同時に、コーティングにより汚れの再付着を防ぐなどのメリットがあります。
さらに、1歯550円と非常にリーズナブルな価格でホワイトニングができるので、気になる方はぜひお近くのミュゼホワイトニング加盟医院をチェックしてみてはいかがでしょうか?
お近くの医院を探す監修歯科医師
医療法人財団匡仁会 理事長・歯科医師 末光妙子 日本大学松戸歯学部付属病院勤務後、一般歯科医院に勤務。虫歯の診療を続ける中で、大切な歯を守るためには予防歯科の普及と、より気軽に歯医者に通うことができる環境が必要と考え、ホワイトニング専門医師として活動を始める。2011年、虫歯予防の効果も得られるホワイトニングの普及のため、専門医院ミュゼホワイトニングの立ち上げに携わり、現在は同歯科医院を運営する医療法人の理事長を務める。
- 所属
- 医療法人財団匡仁会(恵比寿駅前デンタルクリニック・池袋駅前デンタルクリニック)
- 著書
- 『小顔音読~歯科医師が教える、魔法の早口ことば』
- 活動
- 歯科医院向けホワイトニング知識/技術研修の講師・大手企業での口元セミナー・地球こどもサミットや子どもお口電話相談等イベント出演など・8020運動をテーマとした予防歯科イベントの開催・歯科衛生士の接遇スキル・審美歯科の技術向上を目的とした歯科衛生士学校との教育提携・歯科フリーペーパー『FEEDNOTE』で歯科衛生士活躍をテーマにした執筆活動・オーラルケアアイテムの企画/開発/販売 他
お役立ち歯科コラム 記事一覧
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