【歯科医師監修】オフィスホワイトニングとは？メリット・デメリットを徹底解説

ホワイトニングの方法の1つに「オフィスホワイトニング」があります。代表的な施術方法ですが、名前を聞いただけではどんなものかわからない方が多いかもしれません。

本記事では、オフィスホワイトニングの概要や特徴、効果の高さの理由などを解説します。気になる方はぜひ最後までご覧ください。

オフィスホワイトニングってどんなホワイトニング方法？

オフィスホワイトニングとは、歯科医院で歯科医師や歯科衛生士が施術を行うホワイトニングのことです。一般的に、高濃度かつ漂白効果のある「過酸化水素」という成分が含まれた専用のホワイトニング剤を用いて行われ、1回の施術でも効果を実感しやすいことが大きな特徴です。

オフィスホワイトニングにはメリットがたくさん

オフィスホワイトニングの主なメリットは効果と安全面に関する部分にあります。ひとつずつ解説していきます。

口腔内の専門家による施術

オフィスホワイトニングでは、歯科医師・歯科衛生士という国家資格を持ったプロが口腔内を確認しながら、丁寧に施術を行うので、安心して任せることができます。自分でホワイトニングケアを行う場合に比べ、色ムラなどによる失敗が起こりにくく、きれいな仕上がりが期待できる点で安心です。

即効性が期待できる

オフィスホワイトニングでは、医療機関でしか扱えない高濃度の漂白成分（過酸化水素）を使用するため、1回の施術で「白くなった」と実感する方も多く、早く白くしたい方におすすめです。

効果の出方や感じ方に個人差はあるものの、1～3回ほどの施術で効果を感じやすく、即効性の高いホワイトニング方法といえるでしょう。

白さを深めやすい

オフィスホワイトニングでは、漂白作用のある過酸化水素を含む薬剤の使用が可能（※）なため、自分自身で行うホワイトニングケアでは到達できないレベルの白さが目指せる点もメリットです。

オフィスホワイトニングのカウンセリングでは、通常「シェードガイド」と呼ばれる専用の色見本を使用して、現在の歯の色や施術後の色変化の確認をしっかり行います。1回の施術ごとに変化を実感しながら、必要に応じて理想の白さを目指してケアを重ねていくこともできます。

※歯を漂白する濃度の過酸化水素の取り扱いには歯科医師・歯科衛生士の資格が必要です。

口内環境をチェックしてもらえる

事前のカウンセリングで口腔内チェックを行うため、ホワイトニング施術におけるトラブルが発生しにくく、歯茎や、保護が必要な個所への処置もしっかり行われます。まれに施術中にしみる・痛いなどのトラブルが起きても、その場で適切な対応をしてもらえる点で安心です。

また、カウンセリングを通して、虫歯や歯周病の早期発見ができることもあります。

オフィスホワイトニングのデメリット

効果や安全面でメリットの多いオフィスホワイトニングですが、デメリットについてはどのような点があるか、詳しく見ていきましょう。

奥歯のホワイトニングは難しい

薬剤を歯に塗布する際に、奥歯は粘膜に薬剤がつく可能性が高いため、オフィスホワイトニングでは施術の対象外とされることが多く、基本的に最大本数は上の歯10本・下の歯10本までの合計20本となります。（※）

※オフィスホワイトニングの施術可能本数・ご利用条件などは医院により異なります。

人工歯の部分や歯の健康状態によっては白くできない

オフィスホワイトニングは、健康な天然歯に対して効果を発揮するホワイトニング方法です。差し歯・入れ歯・インプラントのような人工歯は白くなりません。

また、エナメル質や象牙質の形成不全症の場合など、歯の状態によっては施術が難しい・白くすることができない可能性もあります。歯科医院で適切な判断を仰ぎましょう。

色戻りが早い場合もある

個人差がありますが、飲食や喫煙などの生活習慣によっては、オフィスホワイトニング施術後の再着色（色戻り）が早くなる場合があります。色の濃い食べ物や飲み物を多く摂る方や、喫煙習慣のある方は注意が必要です。

なお、ホワイトニング剤に「分割ポリリン酸Na」など汚れの付着を防ぐ成分が含まれている場合は、色戻りを予防でき、白さを長持ちさせる効果が期待できます。

※使用する薬剤はクリニックにより異なるため確認が必要です。

保険適用外のため比較的高額

オフィスホワイトニングは健康保険の適用外（自費診療）です。ホワイトニング料金は医院によって異なりますが、1回あたり10,000～70,000円程度かかることが一般的です。オフィスホワイトニングの中でも使用する薬剤などにより金額に大きな幅がありますので、ホワイトニングを始める前にきちんと費用を確認することが大切です。

オフィスホワイトニングをした後の注意点・ポイント

オフィスホワイトニングをした後に、色戻りを防いで白さを長持ちさせるためにはどうすればいいのでしょうか。施術後に気をつけたい点や、効果を長持ちさせるポイントを解説します。

飲食や喫煙に注意

オフィスホワイトニング施術直後は歯が着色しやすい状態になるため、一般的に48時間（2日間）ほどは色の濃い食べ物や飲み物の摂取、喫煙が制限されます。なお、厳密に色戻りを予防するためには、ケチャップ・醤油・コーヒーなどの色の濃いものだけでなく色のある全ての飲食に注意が必要です。

コーティング剤入りの歯みがき粉を使う

歯をコーティングし、汚れの付着を防いでくれる成分が配合された歯みがき粉を使うことで、色戻りのスピードを緩やかにできます。

コーティング成分には「DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液（PCA）」や「ヒドロキシエチルセルロースジメチルジアリルアンモニウムクロリド」「分割ポリリン酸Na」（※）などがあります。

※ミュゼホワイトニングでの施術にも使用される「分割ポリリン酸Na」配合のホワイトニング歯みがきジェル「yoboo」の詳細はこちら

定期的なメンテナンスがおすすめ

個人の歯の質や飲食・喫煙などの生活習慣により、色戻りのスピードは異なります。白さを保つためには、飲食後のこまめなケアや、定期的なタッチアップホワイトニングが有効です。

白さを長持ちさせ、歯質を強化するオフィスホワイトニング - ミュゼホワイトニング

ミュゼホワイトニングには、オフィスホワイトニングのデメリットを解消できる多くの特徴があります。ここからはミュゼホワイトニングについて詳しくご説明いたします。

ツヤと透明感のある白さを目指せる「ポリリンホワイトニング」を採用

ミュゼホワイトニングでは、過酸化水素と短鎖分割ポリリン酸Naを使用した「ポリリンホワイトニング」による施術を採用しています。

短鎖分割ポリリン酸Naは、過酸化水素の漂白効果を高めながらも、漂白時の歯へのダメージを和らげる働きがあるため、痛みが苦手な方にも安心してご利用いただけます。さらに、エナメル質を強化し、施術後の歯の表面をポリリンコーティングするため、ツヤと透明感のある自然な仕上がりに導く点も魅力です。

また、ポリリン酸が歯に潤いを与え、色素を吸収しにくくなるため、施術後の飲食制限は必要ありません。

本格医療施術なのに低価格

ミュゼホワイトニングは、歯科医院での本格ホワイトニングでありながら、1本550円（最大20本/11,000円）という低料金を実現。経済的な負担が少なく、メンテナンスも続けやすい価格設定です。

初めての方にはチャレンジしやすいお試し価格のメニューも充実。LINEの友だち登録で、さらにリーズナブルにご利用いただくことも可能です。（20本7,700円～）ぜひチェックしてみてください。